
今日行ったレストランO.NOIR(ノワールはフランス語で黒の意味)
給仕をしてくれるウエイトレス、ウエイターさんは全員が盲目の人。
そして、このレストランに食べにくる人は、目が不自由な人がレストランで食べるとこのように感じるーというコンセプトで運営されてる。
で、このレストランの中に入ると 目をあけているのに目を閉じているーそう、本当に真っ暗闇。
昼に目を閉じるのと訳が違うし、光の一筋も見えない。人間は暗闇でも目が慣れれば少しは
何かが見えるがこのレストランは全くの暗闇。
入口に私たちの担当となるチャーミングな女性Kimさんが迎えてくれ、では私の肩を持って
中に入ったら私がガイドするから大丈夫よって・・・
あらかじめ 前菜、メイン、デザートを注文して Kimさんのエスコートで中へ。
全くの暗闇 自分が目をあけているのに何も見えない・・・
で中に入ると 「ここがあなたたちのテーブルになります。 まずあなたから
座って。ここが椅子の背。はいどうぞ」
で、手探りで椅子の背を確認して落ちないように座る。
で、テーブルの上に何があるか手探りで確認。
パンとんバターが運ばれてきて 真中にパンを置きます。ここよ。ってKimさんが
手をパンに持って行ってくれた。
それからナイフを探して バターを探して・・・
すると手をバターにズボっ!
しばらくすると 注文したワインと ポートベローマッシュルームサラダが運ばれてきて
ワインとお水を手から手へ直接渡してくれる。
サラダはフォークでとりあえずつきささったものから食べる。
う~ん!ハーブが効いてて美味しい!!
サラダの最後のほうは何が残ってるかわからないので 手で触って
葉っぱ類は面倒になって手づかみ・・・
それから 注文した9スパイスステーキ。
これももともと切ってあるが 口にもっていくには 更に切らなきゃいけない。
これが相当難しい。。。
ここでバースデイパーティーをしている人もいて、レストラン内全員がハッピーバースデーの大合唱。
このレストランは大人気で週末は予約だけでほぼいっぱい。
なんか食べながらいろんなこと考えて涙が出てきた・・・
みんながんばって生きているんだな~とか。いろんな人生があるんだな~とか。
あと、数年前、紙屋町の交差点でどっちに行くか迷っていた 綺麗にメイクして、ハイヒールをはいた美人で素敵な目が不自由な若い女性。「どちらに 行かれるんですか?って聞いたら広島駅まで、西広島から歩いてきたんです・・」って 8月の真夏日にあるいていた人のこと思い出した。元気なのかな?どう やって方向がわかるんだろう。どうやってメイクしたんだろう?ハイヒールで西広島から紙屋町まで歩くのすごいって・・・思った。
最後はサプライズのデザートーチョコレートムースケーキまろやかで
本当に美味しかった。
聞いた話によると、五感がより研ぎ澄まされるので食べ物もいつも以上に敏感に感じるらしい。
こういうレストラン日本にもあるのかな?
帰ってからママと電話で話をしたら、「そうそうあんたに言おうと思ってたんよ~
辻井伸行のこと。なんかね~本当に演奏を聴いたら涙がでるんよ。」って。。全然知らない人だったんだけど 、日本で今すごく有名なんだってね。You Tubeで見ました。
モントリオールJazzFestでかなりエキサイトした永遠のシンガースティービーワンダー、アンドレアボッチェリもそうだったよね。
なんか特別な経験をした夜でした。
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